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平成28年度4大学連携合同集中授業「放射線教育Ⅰ」の実施

カテゴリ:放射線教育プロジェクト|2017年5月29日


開催日 平成28年9月2日(金)~9月9日(金)
担当者 鎌田正裕 他

東京学芸大学HATO放射線教育プロジェクトでは、「科学的視点に立って放射線教育を指導できる中等理科教員の養成」を目標に、実験教材やビデオ教材、講義資料などを開発しています。平成27年度からHATO連携4大学の学生に門戸を開いた「放射線教育Ⅰ」の授業を、平成28年度は9月5日(月)~9月8日(木)の4日間の日程で開講しました(学芸大の学生の受講期間は9月2日~9月9日)。

授業内容は本学に設置された機器を活用した実験実習が主で、自然放射線の計測、霧箱の製作、CTおよび放射線検出器の原理、ゼオライトによるセシウムの吸着、放射線の生命体への影響(紫外線を用いた模擬実験)等のテーマを取り上げました。

平成28年度のHATO4大学からの参加者数は、北海道教育大学から5名、愛知教育大学から5名、大阪教育大学から4名、また東京学芸大学からは12名で、受講学生の総数は26名と、昨年度より8名増加しました。

授業後に行われたアンケートからは、学生の授業に対する高い意識が伺われました。『4大学連携による他大学の学生との合同授業について、どのように思いますか?』の問いに対しては「とても良い」「まあまあ良い」と回答した割合の合計は100%に達しました。その理由としては「自分の大学にはない機材、教材を使用して学習したり、専門分野の先生方に教われてとても良かった。(2年女)」「放射線に関する様々な分野の話が聞けてよかった。(中略)他大生の先生の講義を受ける機会はめったにないので、貴重だった。(2年男)」などの意見を得ることができました。

また『本授業が将来の理科の授業に役立つか』の問いに対しては「役立つと思う」「やや役立つと思う」と回答した割合の合計は96%に上りました。学生の意見としては「中学校理科を教えるにあたって、私たちは自分が習ったことのないものを取り扱わなければならない状況だったので、今回の授業はとても役立つと思う。(2年女)」「自分の手で実験を行うことで、より深い理解をすることができた。その経験をもとに、生徒に話せるため、役に立つと思う。(2年女)」等の意見を得ることができました。

また、平成28年度はHATO連携4大学の学生の交流を深めるべく、9月6日(火)に「ランチ交流会」を実施し、受講学生全員が参加しました。学生の感想は「他大学の方とも交流を深められ、かつ、色々な考え方を知ることができた。また、授業内外問わず、情報交換もできたのもよかった。(2年男)」「いろいろな地域から来ている人がいて、実験以外にも休み時間などに交流ができてよかった。(2年女)」等の好意的な感想を多く見ることができました。

今回の集中授業では、新聞社の取材も受けました。教育面での話題として、教員養成系大学の放射線教育への取り組みという形で、日経新聞社(H28.9.30夕刊)や朝日新聞社(11.12朝刊)に取り上げられました。

来年度はこの「放射線教育Ⅰ」の授業参加者を、プロジェクトに参画するHATO連携4大学だけではなく、全国の大学へ募集を広げることを検討することにしています。

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