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平成29年度4大学連携合同集中授業「放射線教育Ⅰ」の実施

カテゴリ:放射線教育プロジェクト|2018年3月23日


開催日 平成29年9月1日(金)~9月7日(木)
開催場所 東京学芸大学
担当者 鎌田正裕 他

東京学芸大学HATO放射線教育プロジェクトでは、「科学的視点に立って放射線教育を指導できる中等理科教員の養成」を目標に、実験教材やビデオ教材、講義資料などを開発しています。平成27年度よりHATO連携4大学の学生を対象に、4大学連携合同集中授業「放射線教育Ⅰ」を開講していますが、平成29年度は9月4日(月)~9月7日(木)の4日間の日程で本授業(実験授業)を開講しました(学芸大の学生の受講期間(講義含む)は9月1日~9月6日)。

平成29年度のHATO4大学からの参加者数は、北海道教育大学から2名、愛知教育大学から2名、大阪教育大学から3名、また東京学芸大学からは8名で、4大学で15名の参加がありました。

授業内容は本学に設置された機器を活用した実験実習の他、今年度はHATO3大学の教員も授業に参画し、それぞれの専門分野を活かした授業を行いました。その内容は、自然放射線の計測、霧箱の製作の他、食品への放射線照射についてや、エマルションで見る放射線、放射線の生命体への影響(紫外線を用いた模擬実験:放射線により生じたDNA損傷の修復)等のテーマを取り上げました。

授業後に行われたアンケートのうち「4大学連携による他大学の学生との合同授業について、どのように思いますか?」の問いに対しては「とても良い」「まあまあ良い」と回答した割合の合計は100%に達し、授業の内容について学生の高い満足度をうかがうことができました。またそのほか「他大学の学生と交流する機会があまりないので、地方の文化に触れたり、情報交換をする良い機会になった。」(2年女)、「他大学の学生と話せることで専門的な知識以外についても交流ができたため。」(3年男)などの意見を得ることができました。

また『本授業が将来の理科の授業に役立つか』の問いに対しては「役立つと思う」「やや役立つと思う」と回答した割合の合計も100%に上りました。学生の意見としては「知らなかったことばかりで、放射線に関する理解を深められたからです。また、実践的な講義であったので、将来子どもたちにもこういった体験的な授業をする時に参考にしたいと思いました。」(2年女)等の意見を得ることができました。

今回の集中授業では、新聞社の取材も受けました。「4大学連携の養成プロジェクト 未来の教員 放射線を学ぶ」というタイトルで日本教育新聞社(9月18日)に取り上げられました。

今年度より「放射線教育Ⅰ」の授業参加者を、プロジェクトに参画するHATO連携4大学だけでなく、近隣大学にも学生参加の募集を呼びかけました。また来年度からは、多摩地区国立5大学単位互換制度へ本授業の登録を予定しており、近隣大学の学生の受講について本格的に門戸を開く予定です。

放射線の生命体への影響(DNA損傷の修復)
(大阪教育大学 鵜澤教員)
放射線の生命体への影響(DNA損傷の修復)
(大阪教育大学 鵜澤教員)
鉱物の天然放射能の測定
(東京学芸大学 中田教員・平田教員)鉱物の天然放射能の測定
(東京学芸大学 中田教員・平田教員)
食品への放射線照射(北海道教育大学 中村教員)食品への放射線照射
(北海道教育大学 中村教員)
エマルションで見る放射線(愛知教育大学 児玉教員)エマルションで見る放射線
(愛知教育大学 児玉教員)

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