職務経歴書では学生時代の強みをアピールしてはいけない

職務経歴書では学生時代の強みをアピールしてはいけない

 

前の仕事での経験が浅く、職務経歴書に書くだけの内容が自分で見つけられないとき、あるいは、学生時代のほうが頑張って成果を上げた経験が豊富なとき、職務経歴書の自己PRとして学生時代の経験を書きたくなる気持ちはよくわかります。

 

自分としては、それが達成感のある経験であり、実際に自分の強みを発揮できたシーンなだけにその話が一番採用担当者に良い印象を与える気がするんですよね。

 

私も、学生時代はあるNPOで責任ある立場で働き、その経験で非常に自分が成長できたと思ったので、自分の転職の時にはその内容を書こうと思って、他の会社の知り合いの人事担当者に聞いたことがありました。

 

ですが、答えは「やめておいたほうがいい」ということでした。

 

彼が言うには、やはり「学生時代の<仕事ではない何か>で頑張った経験よりも、少しの結果でもいいので仕事で頑張った経験のほうが評価が高い」ということなのです。

 

つまり学生時代にNPOのリーダとして頑張ったことよりは、会社に入って、一番下の新人でも、その与えられた仕事をしっかりやった、ということのほうが、採用上は(「人として」どうかという話とは別ですよ)上だということです。

 

ですので、あなたも学生時代に頑張ったことを自己PRとして書くのではなく、前の会社、前の仕事で頑張り、自分の強みを発揮したことを、何とか探し出して自己PRとして書くことをおすすめします。

 

例えば、書類整理でもいいのです。

 

会社の書類が整理されずに、誰もが過去の事例や見積もりを探すのに苦労していた。だから自分が、この会社で経験がない中で役に立つ方法はそこを整理して、みんなの(先輩、上司の)仕事の効率を上げることに貢献しようと考えた。しかし実際に取り組んでみると非常に資料は膨大で、また全く整理されていなかったので大変だったが、持ち前の地道な努力ができるまじめさを生かして、まずどのような書類があるのかを把握し、それを自分なり最初に系統化して番号をつけ、その番号を書類にテプラで貼って、その番号の通りに棚に整理をした。これによって、過去の書類や見積もりを探す手間が劇的に効率化され、仕事の能率化が図られ、部長からお褒めの言葉をもらった。このように自分のまじめさを生かして仕事の成果に貢献できるのが自分の強みです。

 

といった具合です。

 

付け加えるなら、このようにストーリー仕立てになっていることが、読む側も興味も引いて最後まで読んでもらえるので、挑戦してみてください。

 

細かく思い出せばどんな小さなことでも、仕事で成果を上げたこと、努力したことはあるはずです。

 

ぜひ学生時代のことではなく、社会人になってからの経験をベースに自己PRしてください。

 

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