
近年クレジットカードなしでも、翌月の後払いが可能になる決済サービスに「paidy」があります。
「paidy」は後払いよる決済ができるだけでなく、購入した商品の現金化も可能です。
この記事では、下記についてまとめました。
- paidy(ペイディ)の特徴
- paidy(ペイディ)の審査
- paidy(ペイディ)を使った現金化の方法
paidyでの現金化のメリット・デメリットについても解説していきます。
paidyとは?
paidyとは、株式会社Paidyが提供するオンラインショップ向けの後払い決済サービスです。
paidyは基本的に後払いであることから、現金を持たずして買い物ができます。
paidyはiPhoneとAndroidに対応しており、一部の店舗では分割払い(3回あと払い)に対応するなど使い勝手も抜群。
支払い期限の長い「paidyプラス」もリリースされているなど、今後も利用者の増加が見込まれているサービスといわれています。
paidyでの決済方法の特徴
paidyでの決済方法の特徴は、以下になります。
- paidyの支払日 翌月10日(口座振替は12日)
- paidyの支払い方法 コンビニ・銀行振込・口座振替
- paidyの手数料 無料(350円)
paidyは基本的に翌月払いで利用できますが、一部サイトでは3,000円以上の利用金額で「paidy 3回あと払い」を利用することが可能です。
2021年6月からは、「amazon」でも3回あと払いが利用可能に。
さらに、銀行振込・口座振替のみ分割手数料無料ということで、今後もますますサービス内容の充実が期待されています。
paidy利用の流れ
ここからは、paidyを登録方法や利用の流れについてお伝えしていきたいと思います。
- iPhoneかAndroidでpaidyアプリをダウンロード
- 利用規約に同意後、メルアドor電話番号でログイン
- SNS認証で登録完了
- 利用可能店舗でpaidyで商品購入
- 決済完了後、翌月以降支払い(コンビニ・銀行・口座振替)
paidy自体は簡単にダウンロードできる上に利用方法も難しくないため、非常に気軽に利用できるサービスといっていいでしょう。
paidyのメリット&デメリット
paidyのメリットは以下になります。
- 現金がなくても後払いできる
- 登録が簡単
誰でも簡単に後払いサービスを利用できるところがpaidy最大のメリットといえます。
一方、paidyのデメリットは以下になります。
- 利用限度額が利用者による
- 与信審査に落ちることがある
paidyは利用者によって限度額が変わるため、“上限金額〇〇円”と定められているわけではありません。
また、後払いは一括払いと3回あと払い、paidyプラスなどを利用するには与信審査があり、それに落ちてしまうこともあるのです。
審査について詳しくは後述しますが、とくにこの部分に不安がない方であればpaidyはかなり便利な後払いサービスと考えることができるでしょう。
paidyの与信審査について
paidyを利用する際に行われる、与信審査について以下の内容にまとめました。
- paidyの与信審査とは?
- paidyの与信審査に落ちるワケ
それぞれ解説していきます。
paidyの与信審査とは?
paidyの与信審査では、支払い能力の審査が行われます。
paidyは後払いで商品を購入できる決済方法なので、支払い能力が審査基準に達していないと、利用ができないからです。
paidyは与信審査で正確な判断をするために、以下の個人信用情報機関に加盟しています。
- CIC(主にクレジットカードの情報を保有)
- JICC(消費者金融の情報を保管)
paidyを利用する際、この2つの信用情報機関にあるデータから与信審査がおこなわれます。
paidyの与信審査に落ちるワケ
paidyの与信審査に落ちてしまう場合、次のような理由が考えられます。
- 上限金額以上の商品購入しようとした
- 期限が過ぎているpaidyの支払いがある
- 信用情報機関における情報で落とされた
paidyを利用しようとした際、与信審査に落ちる方も少なからずいます。
審査に落ちた場合、paidyには「決済が承認されませんでした」といった画面が表示されてしまい、商品を購入することができません。
paidyの与信審査は前述したようふたつの個人信用情報機関に加盟しており、購入時に照会されます。
しかし、審査は比較的甘く、相当な事故がない限りは審査に通過するといわれているようです。
そのため、paidyで審査落ちしてしまった場合、paidyにおける利用になにかトラブルがある可能性が高いと考えられます。
paidyの与信審査に通過したいのであれば、paidyで滞納したり上限金額を意識しながらショッピングすることをおすすめします。
paidyを使って現金化をする方法
paidyは現金が手元になくても商品を購入することができますが、一方でその利用枠を「現金」に変換することはできません。
つまり、paidy自体を現金化することはpaidyのオフィシャルな利用方法には存在していないことになります。
しかし、paidyの利用方法によっては「現金化」をおこなうことが可能です。
- paidyでの現金化の方法
- paidyで現金化する流れ
- paidyでAmazonギフト券やiTunesカード、Appleギフトカードは買えない?
- paidyは即日で現金化できるか?
これらについて詳しく解説していきたいと思います。
paidyでの現金化の方法
paidyで現金化する方法はいたってシンプルです。
- paidyで商品を購入する
- 購入した商品を売って現金にする
基本的にはこの流れになります。
前述したようにpaidyはAmazonや各種ショップで利用できるほか、楽天のフリマアプリ「ラクマ」を利用することができます。
これらショップを利用した上で商品を購入し、買取店などで査定してもらうことで現金を手に入れることができるのです。
paidyで現金化する流れ
改めて、paidyを使って現金化する方法について解説していきたいと思います。
- paidyに登録
- paidyが利用可能なサイトで商品を購入
- 商品到着後に買取店に査定してもらう
- 査定額に納得できたら売却
現金をどうしても手に入れたい方は、paidyを利用してこの方法で現金化してみてはいかがでしょうか。
以下のページでは、より簡単に即日の現金調達が可能な現金化業者の解説をしているので、参考にしてみて下さい。
paidyで換金率の高い商品を購入
paidyを使って現金化する際、できるだけ換金率の高い商品を購入することが重要です。
換金率が高いといわれる最新ゲーム機の購入も厳しく、換気率の高さを考えると「ブランド品」がもっとも現実的です。
これらをpaidyで購入すれば、より多くの現金を手に入れることが可能になります。
paidy(ペイディ)でAmazonギフト券やiTunesカードは購入できる?
換金率が高い商品の代表格Amazonギフト券やiTunes(アイチューンズ)カード、Appleギフトカードなどのギフト券は、paidyで購入することは禁止されています。
ですが、ペイディカードが登場したのでこれを利用すれば、アップルギフトカードなどのギフト券の購入も可能になりました。
ペイディカードは、VISA加盟店であればクレジットカード扱いで支払いができて後払いなので、クレジットカードと同じ感覚で利用できます。
ペイディカードにはバーチャルカードとリアルカードがあり、リアルカードは発行・到着まで1週間ほどかかるものの店舗でも使用できます。
ただしコンビニなどでのギフト券購入は基本的に現金払いとなるので注意が必要です。
バーチャルカードならすぐにペイディのアプリ上で即発行できる上に、ネットショップでデジタルタイプのギフト券コードを購入できます。
paidyは即日で現金化できるか?
これらの特徴から、paidyで現金化する場合、即日で可能なのか考えていきましょう。
paidyを使ってWEBショップでブランド品を購入したとすると、その商品が到着するまでに最短でも翌日以降になります。
そして、買取業者を経由することから「paidyで現金化をしたいが、即日は難しい」ことになるのです。
仮にAmazonで即日対応してくれる商品を購入し、到着した日にその足で買取店に行くのであれば1日程度で現金化は可能かもしれません。
ただし、前述した通り、ペイディカードを使ってネットショップでデジタルタイプのギフト券を購入ができます。
この方法であれば、買取業者が即日対応している場合、即日現金化も可能ということになります。
paidyで現金化する上での注意点
ここからは、paidyを現金化する上での注意点をまとめていきます。
- 商品と買取サイトの見極めが必要になる
- 支払い延滞に注意
それぞれ解説していきましょう。
商品と買取サイトの見極めが必要になる
paidyで商品を後払い購入した後、その商品を売って現金化する際、商品選びと買取サイトの業者選びが重要です。
しかし、5万円の商品を購入して買取額が5,000円であれば大損です。
誰もが知る有名ブランドの最新バッグと自称アーティストが勝手に価格をつけた絵画が同じ5万円だった場合、買取点はどちらに高い金額をつけて買取してくれるでしょうか。
また、買取するサイトや店舗によっては同じ商品の買取額が倍額以上違う場合もあります。
このようにpaidy(ペイディ)を使って現金化する場合、優良店を選ぶようにしましょう。
支払い延滞に注意
換金率が100%の商品はありません。
そのためpaidyで商品を購入した後、できるだけ換金率の高い商品を高価買取してもらうことが重要と先に伝えました。
しかし、その差額が大きくなったり現金を使い切り支払日に現金が手元にない場合、paidyの支払を滞納してしまう可能性があります。
paidyは支払い遅延し続けると債権回収される恐れがあり、信用情報機関に大きな傷として残ってしまうのです。
現金化する前に、商品購入代金を翌月または分割払いで支払えるか考えてみましょう。
paidy現金化のメリットとデメリットを解説
paidyを現金化する上でのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
paidy現金化のメリット
まずはpaidyで現金化するメリットをまとめました。
- 手元に現金化がなくても現金化できる
- スマホひとつで現金化できる
- 分割払いが使える
- 誰にもバレずに現金化が可能
それぞれ解説していきます。
手元に現金化がなくても現金化できる
paidyは、クレジットカードを作らなくても手元に現金がなくても利用できる後払いサービスです。
手元に現金が1円のなかったとしても、手順を踏めば現金を手に入れることができます。
現金化を即日するのは難しいですが、多少3日間程度余裕がある方には大変効率的な現金化といえるでしょう。
スマホひとつで現金化できる
paidyは、iPhoneかAndroidのスマートフォンがあれば、どなたでも利用できる便利なサービスです。
独自のカードや認証機器などを利用する必要が一切ないので、スマホがあればどこからでも現金化することが可能となります。
分割払いが使える
先にもお伝えしたように、paidyには3回あと払いと呼ばれるサービスがあります。
一部店舗では利用できないものの、商品を購入した後の支払いを分割払いできるのは大きなメリットといえるでしょう。
“今月は比較的多くの現金が必要だけど、来月の支払いが不安”といった場合、この3回あと払いを利用すれば安心して現金化することができるでしょう。
誰にもバレずに現金化が可能
paidyの現金化は、商品を購入してその商品を買取店に買取してもらうだけ。
消費者金融でのキャッシングなどではないため、誰にもバレずに現金化することができます。
ご家族がいる方や同棲している方などでも、安心して利用できる現金化といえるでしょう。
paidy現金化のデメリット
次にpaidyでの翌月払いを利用して現金化するデメリットをまとめてみました。
- 即日現金化は難しい
- 上限金額がある
- 滞納する可能性が高い
それぞれ解説していきたいと思います。
即日現金化は難しい
先にも何度かお伝えしていますが、paidy現金化最大のデメリットがあるとすれば、即日現金化が難しいといったところです。
paidyはAmazonギフト券などが購入できないため、基本的には「ブランド品」などを買取してもらう流れになります。
そのため商品を購入した後、その商品が手元にないと買取店に持ち込むことができません。
さらに、買取サイトを利用する場合は便利ですが商品を配送しなければならず、先方に到着後に査定があるため現金化までに時間がかかってしまうのです。
「今日中に絶対に現金がほしい」という方の場合、paidyでの現金化は向いていない可能性があるでしょう。
上限金額がある
paidyには利用できる上限金額があり、その額が利用者によって決まっています。
高い換金率を狙ってブランド品を購入したくても、利用者のpaidy上限金額が足りなければ商品自体を購入することもできないわけです。
また、現金化する予定のない商品を多く購入した後、現金が無くなり現金化したくなった時に買い物をできなくなっている可能性もゼロではありません。
paidyで現金化する際、利用上限金額には注意しておくべきでしょう。
滞納する可能性が高い
paidyは換金率の高い商品を購入しにくい後払いサービスであるため、支払日にそれを支払えるだけの現金が手元にない状態に陥る可能性が少なくありません。
さらに前述したように、paidyには上限金額があったり滞納していると与信審査に落ちるため、「paidy現金化を利用するために購入した商品代金を、翌月paidy現金化にて調達する」といったことが難しくなってしまいます。
paidyで現金化する場合、必ず返済できる計画を立ててからの利用が好ましいでしょう。
まとめ
paidyは手軽に利用できる後払い決済サービスであり、使い方によっては現金化も可能です。
ただし利用をする際には与信審査や上限金額など、若干のハードルも存在しています。
これらをクリアする条件でpaidyが使える方であれば、paidy現金化は便利なのでおすすめです。
ぜひ今記事を参考にpaidyの現金化にチャレンジしてみてください。
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